寂しいとき

昨日の酔いを軽く感じながら、朝風呂に入っているときにぼんやり考えた。
人は、時折、自分ではどうしようもないことで、寂しい思いをすることがある。友人が遠くへ引っ越してしまったり、知人が亡くなったり、また、健康上の問題で自分が思うように動けなくなったときなどがそう。
そんなとき、人は新たに、身近にいて自分を理解してくれる人を探すのではないだろうか?

僕にとって新たに友人を作ることは容易ではない。新たなグループに接するとき、ひょっとして自分は「招かざる客」なのではないかと思いこんでしまったり、やもすると、自尊心が勝手に頭をもたげ、もし他人が友人になりたければ向こうの方から率先して近づいてきたらいいじゃないかと考えることもある。でもね、彼らがそうしなければ僕はいつまでたってもひとりぼっちである。
思うに、友情というのは、人生のある時期には容易に手にはいるし、自然に発展することもあるけど、、それを得るためには努力が必要な時期もあり、その努力が失望に終わることもある。
で...僕に必要なのはきっと努力なんだろうな。