ボーン・スプレマシー

暑かったねぇ今日は...とか思いながら観る。

前作、「ボーン・アイデンティティー」に続くシリーズ2作目。マット・デイモンが記憶を失ったCIAエージェントを演ずるスパイ・アクションもの。
物語は、前作から2年がたち、恋人のマリー(フランカ・ポテンテ)とジェイソン・ボーンマット・デイモン)がインドで暮らしているところから始まる。いまだに戻らない記憶に悩みながらも幸せに生活しているボーンであったが、突然何者かに襲われマリーを失ってしまう。それと同時期、ベルリンではCIAがオペレーション中に協力者とエージェントを何者かに襲われ、2人を殺されると共に情報も失ってしまう。しかし現場にはボーンの指紋が。真相探るべく動き出すボーンとボーンを必死になって追うCIA、そしてCIAはイタリア・ナポリにボーンの姿を見つけるが...
えっと、前作の設定をそのまま引きずっているので、前作を観ていないとチョット辛いかもしれない。007のようないわゆるミーハーなアクションが少なく、玄人受けしそうな諜報のテクニックが登場し、非常にリアル。そして、後半の長いカーアクションも非常に見応えたっぷり。ストーリーも筋が通ったものだし、中々よい感じ。一つ難点を上げれば、ボーンが強すぎるところとユーモアがないところか。内容的にシリアスすぎて疲れちゃう人もいるかもしれないけど、僕は面白かった。