ハンガロリンク 決勝

ご近所さんの家を早々にお暇し、日本時間21時より決勝を見る。1周4.381kmのコースを70周して争われるこのレース、例年通り暑く厳しいコースとなっているけど、上位5台の中にルノーの姿が見えない。しかもミハエルがポールにいる。何やらおもしろいレースになりそうだ。

スタート!順調にスタートしたかに見えたが、なんと1コーナーでクリエンが1回転!!アロンソバリチェロフロントウィングにダメージを受ける。その後、アロンソフロントウィングが落ち、それをまともに食らったクルサードのサスペンションが破壊される。もう何が何だか....。
3周が終わって、1位ミハエル、2位ライコネン、3位モントーヤ、4位トゥルーリ、5位ラルフの順。先頭の2台が3位以下を引き離す。8周目2位と3位の間は8秒。11周目、なんとなんと2位走行のライコネンがピットイン。相当軽かったらしい。
12周目トゥルーリもピットイン。14周目、トップのミハエルがピットイン。続いてラルフもピットイン、トゥルーリの前に復帰する。
22周目、トップを走っていたモントーヤがピットイン。ミハエルとライコネンの直後に復帰する。23周目、4位走行のバトンがピットイン。これで上位はすべてピット作業を終える。
23周を終えてトップはミハエル、2位ライコネン、3位モントーヤ、4位ラルフ、5位トゥルーリの順。28周目ドーンボスがコース脇にマシンを止める。33周目、5位走行のトゥルーリが2回目のピットイン。35周目、ラルフも2回目のピットイン。
35周目、長くライコネンとトップ争いをしていたミハエルがピットイン。これで優勝の芽はなくなったか。36周目、ライコネンもピットイン。何とかミハエルの前に出る。そしてミハエルの前に出たとたんあっという間に差を広げるライコネン。40周目、トップ走行のモントーヤがスローダウン!レース前、ミッションのアクチュエーターに亀裂が見られたマクラーレンの2台、原因がそれだとするとライコネンにも同じトラブルの可能性が。
44周目、マッサが煙を上げながらピットイン。エンジンか?47周目、ラルフと4位争いをしていたバトンがピットイン。そして48周目、トップのライコネンがピットイン。トップのままコースに復帰する。
50周を終えて、1位ライコネン、2位ミハエル、3位ラルフ、4位トゥルーリ、5位バトンの順。57周目、2位のミハエルが最後のピットイン。2位のままコースに復帰するが、ラルフが後方から迫る。58周目、ヴィルヌーブがコースの外にマシンを止める。マッサと同じトラブルか。
残り10周で2位ミハエルと3位ラルフの間隔が3秒と縮まってくる。さぁ兄弟対決が見れるか。画面には映らないけど、今シーズン初のポイント取得が見えてきた琢磨にフィジケラが襲いかかる。残り3周、いよいよラルフがミハエルに迫る。
チェッカー!不運のライコネン、優勝を飾る。2位ミハエル、3位ラルフと兄弟での表彰台。

ハンガリー・グランプリ 決勝順位(上位5台)

    Driver / Team / Time / Gap

  1. Kimi Raikkonen / McLaren / 1:37:25.552 / -
  2. Michael Schumacher / Ferrari / 1:38:01.133 / +35.581
  3. Ralf Schumacher / Toyota / 1:38:01.6801 / +36.129
  4. Jarno Trulli / Toyota / 1:38:19.773 / +54.221
  5. Jenson Button / BAR / 1:38:24.384 / +58.832

#8 Sato,#10 Barrichello,#11 Alonso

ライコネンが10ポイントを取り、アロンソが0ポイント。これで差は26ポイントとなり、ライコネンにもチャンピオンシップの光が見えてきた。琢磨もようやく1ポイントをゲットしたし、今後の弾みにはなりそうだ。次回は初コース、トルコ。楽しみにしたい。