湯滝訪問

飲み過ぎて書くことが出来なかった昨日の日光の話を....
新車の納車が26日に決まり現在の車での最後の週末となったため、思い出作りと称し、友人とドライブに行く。当初は、河口湖周辺のクアハウスにでも行こうかなぁと思っていたんだけど、発案者の女性がドタキャンとなったため、友人カップルと僕という実に実りのないメンバーで行くことに。で、どうせなら「滝」でも見に行こうということで、日光に向かうことになる。
非常に天気がよく、東北自動車道宇都宮ICから日光宇都宮有料道路に入ると男体山の山頂付近が雪に覆われているのが見え、「雪かぁ」などとのんきな感想をもらす。

日光口PAで休憩し、「やっぱ寒いわ」とか、またもやのんきに考える。このとき外気温3℃。ここくらいまでは、まだ木に葉が残っていて、紅葉もそれなりに楽しめた。そして程なく「いろは坂」に入ったんだけど、このあたりから雲行きが怪しくなる。そして空からは白いものがちらついてくる。
「雪だぁ...!」
僕は東北地方の生まれなので「雪」が珍しいわけではないけど、この冬最初の雪をここで見ることになるとは思わなかった。このとき外気温1℃。
雪は、ちらついている程度なので「まぁ大丈夫だろう」と目的地である「湯滝」に向かう。で、湯滝の滝下にある有料駐車場に入ろうとしたところ、料金所のおじさんに「降りたら、上がってこれないよ」といわれる。見れば、駐車場に降りていく道路には結構な量の「雪」が積もっている。確かに僕の車の「ノーマルタイヤ」で上ってくるのは無理そうだ。
「この先の滝上に無料で止められるスペースがあるからそっちにしな」と親切に教えてもらったのでそれに従い滝上に。

まずは、滝を上から眺める。結構な水量だ。

10分ほど階段を下って、下から滝を見上げる。いわゆる「滝」のイメージとは異なり、急な岩場を大量の水が流れているというもの。でも、これはこれで雄大な景色だ。
この「湯滝」を訪れることになったのは、一緒に行った友人がその昔「滝ハンター」をしていたときの経験から紹介されたからなんだけど、僕は初めて。それどころか、そもそも日光を訪れたのが中学の修学旅行以来だから、実に21年ぶり。東京からも近いのにねぇ...

滝下の茶屋で美味しい「きのこ汁」をいただき、息を切らしながら滝上の車まで戻る。「さ、寒い〜」このとき外気温−1℃。
時間に多少余裕があったので、さらに奥へ進み「湯ノ湖」の周辺でも散策しようかと思ったら、道路に雪が積もり始めている。
「やばい...」
慌てて引き返し、一路東京へ。
17時に自宅に到着し、その後、友人と近所の「温野菜」へ行き、しゃぶしゃぶをパクつきながら、短くも様々なことがあったドライブを振り返る。
しゃぶしゃぶ温野菜
で、振り返りすぎて、3人で「眞露」のボトルを2本開けてしまい....後は推して知るべし。でも、楽しい日光ドライブでした。