書くだけで気持ち悪い話

夕方から職場内で幹部職員および経理担当職員による年内の仕事の打ち上げが始まる。僕も上司のお供で参加したんだけど、基本的には偉い人にお酌をして、その杯を受けるという作業がひたすら続くので、つまみには手を伸ばすことが出来ず、全く食べることが出来ない。
1時間半ほどそんな作業を繰り返し、ビールをグラスで十数杯飲んだところで一応、その会はお開きとなる。その後、自分の席に戻ると、酔った上司がどこから見つけてきたのか、一升瓶に入ったブランデーを取り出し、おもむろに注ぎ始める。
「今年は世話になったなぁ!」
「いえいえ」(いいって注がんでも...)
「まぁ飲もう!」
「はい、頂きます」(あ〜あ...)
そのまま、何も食べないままグラスで3杯ほどストレートでブランデーを飲まされ、思い出話を1時間ほどした後、その上司は、フラリと何処かへ行ってしまう。
このまま食べないと気持ち悪くなるなぁと思ったので、21時半頃、職場のマクドナルドへ行き、ダブルチーズバーガーセットを買い、自分の席で食べると、やっと腹が落ち着いてくる。
22時半頃、何処からかフラリと上司が、明太子を片手に戻ってくる。
「これで飲もう!」
「いいですねぇ」(げげ、まだ飲むのかい!)
さすがに飲む気になれずに、ペットボトルのお茶で誤魔化したけど、房で食った明太子が腹の中で暴れ、徐々に気持ち悪くなってくる。
23時半頃、上司がやっと帰宅したので、気持ち悪さを抑えつつ、自らも帰途につく。何やってんだろうねぇ...