Intel in Mac.

既に発表はされていたけど、ついにその「時」がきた。本日、インテル製のプロセッサを搭載したマッキントッシュが発表され、アップルストアでの受注が始まったのだ。
Macworld Conference&Expo開幕速報
http://store.apple.com/0120-APPLE-1/WebObjects/japanstore/
思えば、僕が体験したマックの最初の変化は、90年代も中盤に差し掛かろうという頃、それまでのプロセッサであるモトローラX68000系プロセッサから、モトローラIBM、アップルの3社によるPowerPCプロセッサに移行するというものだった。
その頃、その先進性に魅了され、職場に無理矢理Quadra 840AVを導入し、自分でもPowerBook duo 250を使用して、いっぱしのマック使いを自称していた僕は、当然の如くPowerPC搭載のデスクトップを購入する。しかし、急激な低価格化が進んでいたPCに、真っ向から対抗して価格を下げていたこの頃の製品、その内容は求められていた水準にはまったく達しておらず、散々たるものだった。しかも、程なくWindows95が発表され、PCを取り巻く環境も一変したため、アップルの優位性はことごとく失われて行き、奈落へ落ちていった。そんな中、僕もソニーVAIOが発売されるのと共にマックに見切りをつけ、Windowsユーザーとなった。ゆえに現在、僕はマック使いではない。
そして「カリスマ」ジョブスの力でも5年以上の歳月を費やしたけど、「完全復活」を果たしたアップルは、またもマックを大きく変化させる。しかも今回は明らかな将来性を持って...
Windows「XP」を搭載した現行のPCには、ほとんど不満というものも無いけど、安定しているが故の、つまらなさがあるのも確か。今回のニュースを見て沸々と沸き上がる「もう一度マックを手にしたい」という欲求は、懐古なのか、それとも挑戦なのか。いずれにせよ、その欲求に従い、手にする日はそう遠くない.......だろうな。