VGN-T90Sというパソコン

VAIO Type T を13時頃業者に引き渡し、その後銀座をブラブラする。久々に映画館でブラッド・ピットアンジェリーナ・ジョリーの「Mr.&Mrs.スミス」でも見ようかなぁと思っていたら、既にロードショーは終了し、結局ぶらつくだけで帰って来た次第。
さて、本日引き渡したVGN-T90Sについて、少し書こうと思う。
僕にとって4台目のノートパソコンとなったこのマシン、そもそもの購入動機は、それまで使用していたVAIO U(PCG-U101)の代替として。

ソニー製品情報 | 「バイオU」PCG-U101
当時出張の多い部署にいた僕は、出先での仕事用に2003年5月にVAIO Uを購入した。革新的に小型のこのマシン、超低電圧版 モバイル インテル Celeron プロセッサー600A MHzを採用し、30GBのハードディスク、7.1型XGAのディスプレイに独特なポインティング・デバイスを備えるという、VAIOの中でも異色の存在だった。
基本的には気に入っていたこのマシンだけど、長時間の入力が困難な小さいキーボードと画面の小さい文字、せいぜい2時間しか持たないバッテリーは不満であった。また、光学ドライブを持たないため相手方から提供されるデータの取り込みが困難なのも問題だった。
そんな折、2004年9月にVAIO Type Tが発表される。それまでのVAIO TRをブラッシュアップしたもので、軽量化、薄型化を実現するとともに、飛躍的にバッテリーの持続時間を延ばしたモデルである。


ソニー製品情報 | VAIO | type T
当時は金銭的な余裕が無く、最初は指をくわえて見ていたんだけど、VAIO Uの下取り価格を調査したところ、約13万円で引き取るとのことだったので、これを元手に2004年11月に購入。
これで、僕のモバイル環境は激変する。まず、今まではビジネス・アプリケーションでも若干のもたつきがあったんだけど、インテル Pentium M プロセッサー超低電圧版 733(1.10 GHz)を搭載した「T」は、まったくストレスを感じさせずに動作し、キーピッチ17㎜のキーボードと10.6型ワイドWXGA(1280×768)TFTカラー液晶は、長時間の入力のストレスを解消した。しかもDVD-ROM/CD-R/RW対応の光学ドライブを搭載したことと公称8時間動作*1のスタミナにより、出張先へ向かう新幹線や出張先でのDVD鑑賞を実現することになった。
2005年3月の異動により、出張に持参することはなくなったが、2005年の5月末にType F(VGN-FS31B)を購入するまでは、職場でメインマシンとして活躍し、Type F購入後は、主にプライベートでブログを書くツールとなった。そして僕にとっては、最初のノートパソコン、Apple PowerBook Duo 250以来のお気に入りのマシンとなったのである。それは、常に携帯し、今まで所有したパソコンの中では、ダントツの移動距離を誇ることからも明白だった。
来週末には、その後継であるVAIO Type S[SZ](VGN-SZ90S)が納入される。願わくば、このType Tを上回る感激をもたらすマシンであって欲しいモノだと思う。

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*1:実際、フルに使用していても5時間は使用することが出来た。