冨士の麓で...

2007年のF1日本グランプリは、冨士スピードウェイで10月に開催されることが決定した。
富士スピードウェイ 2007年F1日本グランプリを開催
今年を含め、1987年から20年にわたり、F1日本グランプリ三重県鈴鹿市鈴鹿サーキットで行われていたが、2007年*1は2000年にトヨタ自動車が買収し、大改修を行った冨士スピードウェイで行われる。
そもそも、改修前から冨士スピードウェイは1,500メートルのメインストレートを持つ世界でも屈指の超高速サーキットとして知られ、1976年には日本で最初のF1グランプリが開催されている。しかし、翌1977年のグランプリにおいて、クラッシュして宙に舞ったジル・ヴィルヌーブのマシンが、立ち入り禁止区画にいた観客2名を巻き込み死亡させる事故を起こしたことから、その後、鈴鹿で再開されるまで日本でのF1グランプリ開催は中断されていた。
今回の全面改修によりFIAの「グレード1」ライセンスを取得した冨士スピードウェイでのF1グランプリ、サーキットへのアクセスや周辺の宿泊施設には若干不安が残るものの、見慣れた鈴鹿とは違う風景でのF1は非常に魅力がある。
ホンダが親会社の鈴鹿サーキットも別名でのグランプリの春の開催を模索しているようだし、日本で年2回開催されることになれば、財布にはちょっと厳しいけど、是非両方とも見に行きたいと思う。
かなーり気の早い話ではあるが、今から2007年が楽しみだ。

*1:2008年以降は未定