Bluetoothオーディオコントローラー SONY VGP-BRM1D

朝からハッキリしない天気を眺めながらSonicStage CPの機能チェックをしていたら、先日注文したBluetoothオーディオコントローラー SONY VGP-BRM1Dが届く。

VGP-BRM1Dは、予想より大きく、しっかりしたパッケージに入っていた。とりあえず同梱品を確認する。

内容としては、取説、Bluetoothレシーバー、Blurtoothアダプター、電源アダプター、ネックストラップとなっている。
なお、Blurtoothアダプターはレシーバーの充電器も兼ねている。

とりあえず、レシーバーを充電しようとアダプタに取り付けようとしたところ、何故か装着することが出来ない...よくよく見るとアダプターはスライドして大きくなる構造となっていて、充電の際にはスライドさせることによってレシーバーを取り付けることが出来るようになるようだ。取説を読めば一発なんだけど、相変わらず最初は読まないモンで...
装着状態を側面から見るとこんな感じ。

30分ほど充電して、使ってみることにする。
まずは、VAIO Type S[SZ] VGN-SZ90Sとの接続。SZにはBluetoothアダプターが内蔵されているので、付属のアダプターは使用しない。
初めに、取説に従って(笑)ペアリングの作業をし、その後接続作業を行うと難なくつながった。早速「SonicStage CP」を起動し、曲を再生するとこれまた問題なく聴くコトが出来たのだが、レシーバーの再生ボタンやスキップボタンを試そうと押して見るもまったく反応しない。なんで?と思いながら、取説を見ると「パソコン側のBluetoothソフトウェアでAVリモートコントロールサービスを有効にしてください」とある。すぐさま設定すると、おーっ動いた(笑)取扱説明書って大切です。
次に、付属のアダプターをネットワークウォークマンNW-HD1に接続し、試してみる。
一度、VAIOとの接続を解除し、アダプター側の「OPR」をボタンを押しレシーバーを再起動すると、こちらも難なく接続完了。リモコンも問題なく使うことが出来た。


さて、使ってみての感想だけど、使い勝手としては想像どおりのモノで満足。モノもそんなに高級感があるわけではないけど、かといってチープでもないので、値段相応といったところか。
気になったのは、付属のBluetoothアダプターを使って接続した場合、「サー」というノイズが結構なレベルで鳴っていること。アダプターを機器に接続した時点で鳴り始めていて、これはウォークマンA NW-A1200を接続しても同じだった。屋外で使用する分には気にならないレベルかもしれないけど、今回室内でaudio-technicaのATH-ES5を使用しての試聴では、比較的静かなバラードやピアノ曲では普通の音量で聴いてきてもノイズが確認できた。ただ面白いのはSZとの接続で試聴した場合には、まったくこのノイズがないこと。かなりの音量まで上げてみたけど、ノイズは確認できなかった。
また、レシーバーの到達距離だけど、機器との距離が3mを超えると頻繁に音切れが発生した。まぁこんなモンでしょうね。
これまで、Bluetoothヘッドホンのレビューをいくつか見る限り、あまり評判よいモノはなく、音質には期待できないかなぁと思っていたんだけど、付属アダプターに多少ノイズが乗るものの、このVGP-BRM1Dはよい出来ではないだろうか。この辺はSONYの面目躍如といったところかな。
:W420
ちなみに、別にそんなにこだわりがあるワケではないけど、MADE IN JAPANの文字を見るとホッとしてしまうのは僕だけですかね...