サウンド・オブ・サンダー

薬のせいか、それともじんま疹そのもののせいか、一日中半覚醒の状態となる。それでも、昼飯時にちょっと目が覚めたので、その隙に(?)みた映画。

SF界の巨匠レイ・ブラッドベリの「いかずちの音」(A Sound of Thunder)を映画化したもの。
2055年、タイムトラベルの技術を手に入れた人類。シカゴの旅行代理店タイム・サファリ社はその技術を利用し、恐竜のハンティング・ツアーを企画し好評を得ていた。ただし、過去に人為的な改変を加えるとその後の歴史に多大な影響を与えるとして、その旅行は厳密に管理され、ハンティングされる恐竜もハンティングされる時刻と同時刻に事故で命を失うものを選別していた。そんなある日、いつもと同じようにツアーが実施されたが、ちょっとしたトラブルによって、旅行者のひとりが「何か」を現代に持ち帰ってしまう。そして世界は徐々に変貌していく...
ストーリー的にも決して新しいものではなく、スターゲートと猿の惑星ジュラシックパークを足して5で割っちゃったみたいな何となく中途半端なもの。低予算の割には頑張ってるとは思うけど、ディテールの甘いCGもちょっとイタイし、シリアスなのにちょっと苦笑してしまうような感じはいただけないかな。ま、でも途中で早送りしちゃうようなこともなく、最後まで見ることはできました。