モンツァ 予選

なーんか久々にリアルタイムで予選を見る。このイタリア・グランプリで今シーズンのヨーロッパ・ラウンドは終了し、残すは北京、鈴鹿サンパウロとなる。
現在、ドライバーズは、トップのアロンソと2位のミハエルが12ポイント差、コンストラクターズは、トップのルノーと2位のフェラーリが僅か2ポイント差と非常に面白い戦いとなっていて、このレースの結果によりミハエルの去就が発表されるとの噂もあるため、実に注目されるレースとなっている。
さて、久々の予選、楽しんでいこう。

Q1(15分)

まずはリウッジィがタイムアタック。とりあえず1:24.344というタイムをたたき出す。残り10分、クルサードが1:23.453でトップに。残り9:28で突然の赤旗。どうやら山本左近のタイヤトレッドが弾け飛んだようだ。
再開後、主力チームが続々とコースイン。そりゃそうだね、ここで落ちるワケにイカンもんね。まずはマッサが1:22.028。そしてミハエルが1:21.711と続々とトップタイムを更新する。
結局、リウッジィ、アルバースウェーバーモンテイロ、サトー、ヤマモトが脱落。

Q2(15分)

最初に飛び出したのはBMWクビサ。なんと1:21.617をマーク。なんか速っ!
それを今回は早々にコースインしていたアロンソが1:21.526と上回ってくる。
残り6分半、ライコネンが1:21.349とトップに。その直後、前回初優勝のマッサが1:21.225と上回ってくる。調子イイね。
結局トゥルーリロズベルグ、ラルフ、クルサード、スピード、クリエンが脱落。

Q3(15分)

例によってピット出口に整列する各車。これを見るたびにこの予選システムはどーなんでしょ?と思う。
各車、一列に並んで順調に巡航していたところ、残り7分、アロンソの右リヤタイヤがバースト。ボディパーツの一部も破損するも、タイヤ交換のみで再度コースイン。
残り5分、トップはマッサで1:21.704。残り4分、ライコネンが1:21.621を叩きだし、トップに立つ。ミハエルが最後のアタックで1:21.486を叩き出すも、ライコネンが1:21.484を記録しポール・ポジションを制する。
結果は、ポール、ライコネン、2位ミハエル、3位ハイドフェルド、4位マッサ、5位アロンソの順となった。

まとめ

イタリア・グランプリ 予選結果
Pos / Driver / Team / Third Time

  1. K.Raikkonen / McLaren / 1:21.484
  2. M.Schumacher / Ferrari / 1:21.486
  3. N.Heidfeld / BMW / 1:21.653
  4. F.Massa / Ferrari / 1:21.704
  5. J.Button / Honda / 1:22.011
  6. R.Kubica / BMW
  7. P.De La Rosa / McLaren
  8. R.Barrichello / Honda
  9. G.Fisichella / Renault
  10. F.Alonso / Renault
  11. J.Trulli / Toyota
  12. N.Rosberg / Williams
  13. R.Schumacher / Toyota
  14. D.Coulthard / Red Bull
  15. S.Speed / Toro Rosso
  16. C.Klien / Red Bull
  17. V.Liuzzi / Toro Rosso
  18. C.Albers / MF1
  19. M.Webber / Williams
  20. T.Monteiro / MF1
  21. T.Sato / Aguri
  22. S.Yamamoto / Aguri

アロンソは予選時、5番手のタイムを出していたが、マッサのタイムアタックを妨害したとして、上位3つのタイムが取り消され、結果10番グリッドとなった。

贔屓のトヨタがQ2で消えたのは残念だったけど、実に見応えのある予選でした。いつの間にかBMWが速くなってるし...ミハエルとアロンソの位置関係もレースを面白くしてくれそうだし。
さぁ、明日のレースが楽しみだ。