軽く、そして確実に

今年の1月に購入したVAIO Type Pも使い始めて2ヶ月になろうとしている。
おおむね快調に使用しているんだけど、プリインストールしてあるマカフィーのPCセキュリティーセンターの無償使用期限が迫ってきたので、マカフィーの更新契約を行うか、新規にアンチウィルスソフトを探す必要が出てきました。
明確な理由があるわけではないけど、15年ぐらい前、まだマックユーザーだった頃から、なんとなくアンチウィルスソフトといえばシマンテックノートンばかりで、今も自宅のデスクトップ・パソコンではNorton Internet Security 2009を使用中。

Norton Internet Security 2009

Norton Internet Security 2009

でも、動作の重いことで有名なノートン、バージョンが2009になってだいぶ改善されたとはいえ、強力なCore 2 Quad のデスクトップではなく、非力なAtom搭載のType Pで使用するのは、ちょっと...、なのでノートンの導入は断念し動作の軽快なものを検討することにしました。
しかし、それこそノートン一辺倒で、時々無料という理由だけでキングソフトのセキュリティソフト*1を使うくらいの僕は、あまり知識もないためアテがあるわけでもなく、webでシコシコと検索してみたところ、とあるType Pのレビュー記事で圧倒的に軽く高性能なウィルスチェックソフトとして「NOD32」というのが紹介されているのを発見。いわゆるネットブックの記事でも軽快なセキュリティソフトとして紹介されていたので、正直あまり聞き覚えのないソフトだったけど、興味を持って調べてみると...
何でも「NOD32」というのはスロバキアのESET社が開発したアンチウィルスソフトで、プログラムサイズや定義ファイルがコンパクトで動作も軽快なんだけど、検知能力はシマンテックトレンドマイクロの製品を凌駕することもあるという優れものらしい。
あれこれ調べていくうちに、何となく「通」が好んで使いそうな雰囲気がこのソフトからプンプンしてきたので、ミーハーな僕はあっという間に採用を決定、「NOD32」にアンチスパイウェアなどの機能を搭載した上位製品「ESET Smart Security」をめでたく導入いたしました。
ESET Smart Security

ESET Smart Security

ちなみに、日本の販売・サポートはキャノンITソリューションズが担当してます。
さて、あまり機能の精査などはせずに決めてしまった「ESET Smart Security」、導入した結果は...イイ、軽くてイイ。
これまで、Type Pの動作の遅さはAtom由来のモノなので、もっさり感は仕方がないと思ってたんだけど、マカフィーをアンインストールし「ESET Smart Security」をインストールしたところ、明らかに起動時間が短くなり、通常の動作もキビキビとしたモノになった。なんじゃこりゃぁって感じなのよ。
特に顕著だったのはSkypeを使用しているときで、以前は通話時にwebカメラを動作させると、だんだんSkypeの動作が不安定になって、10分ほどで通話ができなくなっていたのが、導入後は決して軽々とではないけど、webカメラを動作していても通話が不可能になることはなくなりました。
さすがにウィルスが検知されたりしたことはないので、その能力がいかほどのモノなのかは評判を信じるしかないんだけど、Type Pの動作が改善されただけでも、導入の効果はあったかなと。
今後、性能次第ではデスクトップへの導入も考えようかなぁ...

*1:僕の手を離れたDELLネットブックはこれでしのいでました(^^ゞ