ロスト・シンボル読了

昨日、ダン・ブラウンのロスト・シンボルを読了。

ロスト・シンボル 上・下 2冊セット

ロスト・シンボル 上・下 2冊セット

文庫ではなく単行本だったので持ち歩きに苦労しましたが、まぁ5日間の通勤時間中に読み終えることが出来ました。
上巻の中頃まではストーリーのテンポがイマイチだったんですが、その後はスピード感が出てきて、気持ちよく読み進めることができました。しかし、下巻の残り3分の1ぐらいからちょっとクドくなって、読了感はまぁまぁってトコでしょうか。
「天使と悪魔」「ダヴィンチコード」に続くロバート・ラングドンのシリーズですが、映画化に際しては順序が逆転しているとおり、主人公がラングドンってだけで、物語のつながりはほとんど無いので、どの本から読んでもさほど困らないかと。どれが面白いかは人それぞれでしょうけど、個人的にはストーリー展開にスピード感がある「天使と悪魔」が良かったです。
日本人には馴染みの薄い宗教的な題材を中心とした物語群ですが、ホント、クドいくらいに説明してくれるので、理解し難いということはない感じです。
ただ、今回はちょっとクドすぎる感じがね、しました。でも、面白いと言っていい本だと思います。