保身

とうとう死者が90人を超える。JR福知山線の事故は、これまでにない大惨事となった。マスコミは、事故状況の報道から事故原因の調査状況の報道へ移行し始める。
その報道内容で感じるのは、JR西日本側の保身とそれを養護する国交省事故調査委員会、そしてそれに真っ向から対立する警察の調査報告。
普通の民間企業であれば、会社の存続すら危ぶまれるこの大事故。事故発生直後から、JR西日本の発表する内容に、保身のにおいが感じられる。「なんてことをしてくれたんだ」、「俺の責任ではない」。幹部のみなさん、あなた方はその地位に就いたときからその責任を負ったのだ。
まだまだ事故の真相は不明だけどJR西日本には真摯な態度での対応を望みたい。