ヴィレッジ

午後から友人と買い物に出たら、思いがけず時間が過ぎてしまい、２１時過ぎから借りてきたＤＶＤを見始める。

ヴィレッジ [DVD]

「シックスセンス」のM.ナイト・シャマラン監督の作品で、２００４年９月の公開当初も結構話題を呼んだ作品。何やらホラー色たっぷりの予告がなされていたが...。
物語は、１８９７年のペンシルバニア州の森の奥にある村（ヴィレッジ）を舞台に展開する。この村にはいくつかの不可解ではあるが厳格な掟があった。

• 「村の周囲を囲む森にはいってはならない＞彼らが待っている」
• 「不吉な赤い色は封印せよ＞彼らを呼び寄せる」
• 「警告の鐘に気をつけろ＞彼らがやってくる」

村人は、常にこの「彼ら」に怯えながら、しかし平穏に暮らしていた。しかし、ある日、村の厳格な掟が冒され、封印した忌まわしき扉が開かれ、驚愕の事実が...。
ってな書き方をすると、どうしてもスリラーやホラーという先入観を持ちがちではあるが（実は僕もそうだった）、これは、愛と感動の物語である。
実は、以前友人から「女房が出かけていて、独りで暇なので何か面白いＤＶＤない？」と聞かれ「シックスセンス」を推し、「これは愛と感動の物語だよ」と内容を説明し、後にひんしゅくをかったことがある。
でもね、この「ヴィレッジ」も愛と感動の物語なんだよ。これは間違いない。ちょっと先が見える展開ではあったけど、役者も素晴らしいし、退屈になることはない秀作でした。