ニュルブルクリンク 決勝

20時過ぎに職場から帰宅し、テキトーな食事をして21時からの決勝にのぞむ。
1周5.148㎞のコースを60周して争われるこのレース、久々に20台そろって行われる。予選方式が変更され、各チームの作戦も読みにくくなっているが、さてさて、楽しく見ていきたい。

スターティンググリッドについた20台が一斉にスタート!.........できず。フィジケラが動けない。そして、すぐさまエクストラ・フォーメーション・ラップ。しかし、フィジケラは、ギアがかみ込んだまま動かない。オイオイ、フォーメーション・ラップの連中が戻ってきちまうぞ...。ジャッキアップして難を逃れる。
さて、仕切り直しのスタート!1コーナーで数台が接触ウェーバーがリタイヤ。ラルフのノーズが落ちている。琢磨が緊急ピットイン、何か接触の影響があったのか?ラルフもピットインしてノーズ交換。3周を終えて、ライコネンハイドフェルドトゥルーリの順。
トゥルーリのスタッフがスタート直前にグズグズしていたのが審議に。ペナルティか?7周目が終わる頃、トゥルーリにドライブスルー・ペナルティ。残念だねぇ。8周目、バリチェロが元気よくバトンを抜き、リウィッツィに迫る。スタートのゴタゴタで上位にいたバトンは、次々に抜かれていく。やはりBAR、ブランクは大きかったか?
12周目、バリチェロがピットイン。相当軽かったのかな?川井ちゃんも首をひねる。13周目ハイドフェルドがピットイン。ライコネンを止められるのは君だけなのに...。14周をすぎてライコネンの一人旅に。2位のクルサードまでは20秒。18周目、トップを独走するライコネンがピットイン。3番手で戻る。その後各車続々とピットイン。
22周目、クルサードにピットレーンのスピード違反ペナルティが課せられる。皆のピットインが一段落してトップ3は、ライコネンハイドフェルドアロンソ。30周目、ライコネンがコースオフ、ハイドフェルドがトップに。しかし、すぐにピットイン。バリチェロに抜かれてしまう。
33周目、トップのライコネンがまたミス。どうやらダウンシフトに支障がある模様。34周目ラルフが大きくスピン、リタイヤ。良いとこなし。42周目、トップのライコネンがピットイン。45周目、トップを走っていたアロンソがコースオフ。7秒を失う。47周目、そのアロンソがピットイン。
50周目を終えて。トップ3は。ライコネンアロンソハイドフェルドの順。残り7周、ライコネンの右フロントタイヤがおかしい。オンボードカメラでも激しく振動しているのがわかる。2番手アロンソが追い上げる。54周目、ミハエルが大きくコースアウト、何とかコースに戻る。
残り3周、さらにひどくなる、ライコネンの右フロントタイヤ。もつのか?ラスト1周!とうとうライコネンの右フロントサスペンションが爆発的に破壊される。そしてアロンソが今シーズン4勝目。2位ハイドフェルド、3位バリチェロと続く。頑張ったライコネン、苦労実らず。

ヨーロッパ・グランプリ 決勝結果(上位5位)

    Driver / Team / Total / Gap

  1. Fernando Alonso / Renault / 1:31:46.648 / -
  2. Nick Heidfeld / Williams / 1:32:03.215 / +16.567
  3. Rubens Barrichello / Ferrari / 1:32:05.197 / +18.549
  4. David Coulthard / Red Bull / 1:32:18.236 / +31.588
  5. Michael Schumacher / Ferrari / 1:32:37.093 / +50.445

#7 Montoya,#8 Trulli,#10 Button,#12 Sato

スタート直後に混乱した割には、18台も完走するなど比較的単調なレースだった。疲れもあるけど、途中何度か意識を失ったし。
ライコネンの事故は、現在のレギュレーションやチームの判断に疑問が投げかけられそうだ。チャンピオンシップは、アロンソが抜け出した感じがするが、今後、他のチームがどうやって挽回するのか期待したい。