SonicStage Ver.3.2

昨日、SonicStageのアップデートが開始される。以前からアナウンスされていたもので、PSPのシステムソフトウェアのアップデートと併せて行うことにより、PSPにおいて、「メモリースティック PRO デュオ」による「ATRAC3 plus」の再生が可能になった。
http://www.sony.jp/support/p-audio/contents/download/ss32_upgrade.html
そのほかにも機能の追加や改善がなされていて、主なものを挙げれば、

  1. 音楽CDからの録音時に、著作権保護処理を行うかどうかを選択できるようになりました。(SonicStage Ver.3.2での新機能)
  2. 音楽CDからATRAC3形式(ATRAC3plus/ATRAC3)で取り込み時のビットレートが変更になりました。(SonicStage Ver.3.2での新機能)
  3. Hi-MD機器で録音した音楽データのマイ ライブラリへの取り込みの回数に制限がなくなりました。(SonicStage Ver.3.2での新機能)
  4. "メモリースティック PRO" および "メモリースティック PRO デュオ" へ転送できるようになりました。(SonicStage Ver.3.2での新機能)

となっている。
昨晩、酔っぱらった頭でアップデートしたので、具体的な機能確認は行えていないんだけど、やっと128MBの呪縛から解放され、メモリースティックのPROとPRO DUOへ転送できるようになったことで、今後のソニーの商品展開が楽しみになった。
それに、リッピング時のビットレートの選択幅が広がった。従来は

  • ATRAC3
    • 132kbps/105kbps/66kbps
  • ATRAC3plus
    • 256kbps/64kbps/48kbps

だったんだけど、新たに次のビットレートが追加された。

  • ATRAC3plus
    • 320kbps/192kbps/160kbps/128kbps/96kbps

今後、それぞれのレートの音質を確認していくつもりだけど、超高音質で保存したい場合や容量がシビアなメディア等で音楽ファイルを扱う際には重宝するかもしれない。
また、著作権保護処理についてもだいぶ緩和され、それがどのような効果を生むのかまだ理解できていないけど、リッピングの際に著作権保護処理を行うかどうかが選択できるようになった。
このように、機能はいろいろと追加されたSonicStageだけど、ファイル管理や画面の野暮ったさは相変わらずで、この辺はどうにかならんかなぁ...という感じ。せっかくスキンを変える機能をもっているんだから、ツールを公開したら、もっと裾野も広がりそうな気がするんですが....。
それと、相変わらずのアップデートの方法は、早期の改善を望みたい。アップデートすると前の設定が引き継がれず、再度設定が必要になる点やアップデート自体の作業の煩雑さはSonicStageが今ひとつメジャーになりきれない大きな要因だと思う。
さて、まだアップデートしたばかりなので、こんな感じだけど、さらに気がついた点などがあればその都度書いていくことにしたい。