このまま崩壊か...

QUALIAの開発が停止する。
http://www.sony.co.jp/SonyInfo/QUALIA/word/index.html
http://www.asahi.com/business/update/0922/053.html
SONYがその技術の粋を結集して、性能、品質、サポートのすべてにおいて最上級の「もてなし」を行う最高級ブランドが「QUALIA」だった。確かに、庶民が気安く購入できる価格帯の製品群ではなく、その収益性は限りなく低いに違いない。しかし、「SONY」というブランドを好む我々にとって、今後自分たちが恩恵を被るであろう技術の先取りを見たり、「いずれは...」という一つの目標のようなモノだったと思うんだけどね...
現在ソニーは、その事業の中心であるエレクトロニクス関係事業の不振に喘いでいる。薄型テレビでは完全に出遅れ、絶対的なブランドのウォークマンiPodの前に為す術がない。僕のような者が端から見ていても新規に打ち出すプロジェクトや製品がどうもチグハグで、やること為すことすべてが裏目に出ているような気がする。
1990年代後半、Appleは地に落ちた。しかし、そこから見事に這い上がり、iPodは、今やポータブル・ミュージック・プレイヤーの代名詞になりつつある。ソニーがそこまで地に落ちることはないと思うけど、一人のソニー・ファンとして、今後の立て直しを期待したい。