上海 予選
昨日見損ねたので、13時からスカパー!の再放送を見る。
今シーズンの最終戦、19戦目の香港ではコンストラクターズ・タイトルの行方が見物となる。トップのルノーと2位のマクラーレンとはわずか2ポイント差。予選から各車の争いが注目されるが、その辺を楽しみにして見ていきたい。
- まずは、前回トゥルーリとの接触により、失格となった佐藤琢磨から。琢磨もすっかりヒール役が板に付いてきてしまったが、今後も含め難しい立場だねぇ。1:37.083。まずはこれがターゲット・タイムとなる。
- 続いて、前戦では早々にコースアウトし、セーフティーカー導入の原因となったモントーヤ。なんと琢磨を1.895も上回る1:35.188。やはり速い。
- そして、前戦では琢磨に突っ込まれ不本意なレースとなったトゥルーリ。モントーヤに+0.856とあまり奮わない。
- さて、ピッツォニア。モントーヤに+1.257と4台走って3位。
- 今シーズンでチームが消滅するミナルディのアルバース。モントーヤに+3.917とお話にならない。
- インド人初のF1ドライバー、カーティケヤンも無事に最終戦を迎える。モントーヤに+1.519となかなかのタイム。
- そしてドーンボス。+4.272と同僚アルバースを上回れず。
- 今シーズンは、記録的な完走率で注目を集めるモンテイロ。+4.045と同僚カーティケヤンからも大きく遅れる。
- 来シーズンはBMWの直営チームとなるザウバーのヴィルヌーブ。+1.600とこの時点5位。
- 来シーズンはBARで走るバリチェロ。+0.422とモントーヤに続きこの時点2位。
- 来シーズンはフェラーリのバリチェロの席を埋めるマッサ。モントーヤに+0.710とこの時点3位。モントーヤ速かったんだねぇ。
- 続いてクリエン。+1.284とこの時点6位。
- 前戦ではポールポジションを獲得したラルフ。モントーヤに+0.535とこの時点3位。
- 失意の皇帝ミハエル。いきなり1コーナーで外に膨らむ。しかし、そのミスを大きく挽回し+0.113のこの時点2位。さすが。
- 新天地でなかなか良い走りをしているクルサード。モントーヤに+0.240とこの時点3位。イイ仕事してます。
- さて、ゴタゴタがあった結果、結局来シーズンはBARで走ることになったバトン。1:34.801とモントーヤを0.387上回る。琢磨との差がありすぎるねぇ。
- 今回好調のウェーバー。途中でのミスもあり、バトンに+0.938と遅れる。
- そして若きチャンピオン、アロンソ。バトンを0.721も上回る1:34.080とさすがにチャンピオンという感じ。
- 前戦ではファイナル・ラップでライコネンにかわされたフィジケラ。アロンソに+0.321とこの時点2位。
- そして、前戦奇跡の勝利を収めたライコネン。どうにもマシンが決まらず、アロンソに+0.408の3位。これでルノーのフロント・ロウ独占が決まる。
中国グランプリ 予選結果(上位5台)
Driver / Team / Time / Gap
- Fernando Alonso / Renault / 1:34.080 / -
- Giancarlo Fisichella / Renault / 1:34.401 / +0.321
- Kimi Raikkonen / McLaren / 1:34.488 / +0.408
- Jenson Button / BAR / 1:34.801 / +0.721
- Juan Pablo Montoya / McLaren / 1:35.188 / +1.108
#6 M Schumacher,#9 R Schumacher,#17 Sato
結局、波乱なく2強の速さが目立つ予選結果となった。このまま、ルノーがコンストラクターズ・タイトルを獲得するのか、それともマクラーレンがそれを阻止するのか、引き続き15時からの決勝を楽しみにしたい。