トリプルX ネクスト・レベル

本日2本目。煮え切らないロシアの軍事アクションの後は、スッキリしようとバリバリのアメリカン・アクション映画。

ヴィン・ディーゼル主演の1作目に続く映画だけど、主演を全米で人気のラッパー、アイス・キューブとしたアクション映画。
オーガスタス・ギボンズ(サミュエル・L.ジャクソン)が勤務する国家安全保障局(NSA)の支局が何者かの襲撃を受け、エージェント16名が殺害された。現場から何とか抜け出したギボンズは、リゾート地で殺害された秘密工作員xXx(トリプルX)の後任を求め、服役中のダリアス・ストーン(アイス・キューブ)の元を訪れ、協力を乞う。初めは渋ったストーンであったが、因縁のあるデッカート国防長官(ウィレム・デフォー)が絡んでいると知り、協力することに...
この映画、予備知識をまったく持たずに見たもんで、ヴィン・ディーゼルの主演をまったく疑ってなかったんですが、でだしでいきなり死んでしまう。しかも映像は無し。何なんでしょいったい。で、代わりに登場するのが、チョット太めのアイス・キューブ。この人もなかなかの悪人顔なんだけど、チョット主役は辛かったかもしれない。
ストーリーは、前作に比べ筋が通ったモノにはなっているけど、相変わらずハチャメチャ感は拭えない。突飛な秘密兵器も登場しなかったので、なんかフツーのアクション映画になってしまったという感じか。この辺が日本で劇場公開されなかった原因かもね。
まぁそうは言っても、映像も俳優もアクションも、そんじょそこらのB級映画とは格が違うので、フツーに楽しめた映画でした。
余談ですが、前半、サミュエル・L・ジャクソン等に強奪されたヘリコプターで気を失っているパイロット、ヴィン・ディーゼルに似ていると思うんですが、別人ですかね?