GENERATIONS / JOURNEY

さてもう一枚。

ジェネレーションズ

ジェネレーションズ

さて、こちらも歴史あるバンド、JOURNEYの4年ぶりの新作。スティーヴ・ペリーに代わって、スティーヴ・オウジェリーがボーカルをとるようになってからは2作目のアルバムとなる。
大ヒットアルバム「ESCAPE」のプロデュースに携わり、EUROPEの「FINAL COUNT DOWN」のプロデュースで一躍名を挙げたケヴィン・エルソンをプロデューサーに、エンジニアにはAEROSMITH等を手がけるマイケル・フレーザーを起用し、盤石の体制で挑んだアルバムではあるが.....この内容はどーにもレトロすぎないだろうか?曲はどれもどこかで聴いたような曲ばかりで、しかもニール・ショーンのギターの音ばかりが目立ち抑揚がない。新しい試みとしてメンバー全員がリードボーカルをとったりしているけど、これも中途半端だ。
残念ながら、先に紹介したTOTOの新譜と比較すると、新しいことに挑戦しているようにはまったく見えず、JOURNEYらしさということにこだわりすぎた故につまらないモノになってしまっているように感じてしまった。