250文字

あまりにも眠いのですぐに帰ろうと思っていたのに、なんだかんだと処理をしていたら、職場を後にしたのは23時近くになってしまった。帰りの電車は運良く座れたので、本日購入したSFマガジンの5月号*1をめくっていたら、毎号掲載されている香山リカさんのコラムが目にとまる。
「250文字の世界」
という題名で書かれたコラムによれば、最近の世の中では人が記憶するスパンや量が少なくなってきているとのことらしい。コラムの中で、香山さんが女性雑誌の編集者から聞いた話として紹介しているんだけど「最近は読者が一気に読んでくれる文字の量が減ってきていて、昔は800文字くらいだったらすべて読んでもらえていたんだけど、最近は250文字程度でないと読み飛ばされてしまう...」ということがあるんだそうだ。また同じような傾向として、最近流行の「あらすじで読む名作」という本や「サビで聴くクラシック音楽」のCDを例に上げ、このままでは目先のことのみ記憶し、ちょっと前のことはどんどん忘れていくようになってしまうのではないかと危惧されていました。
最近たしかに僕も、じっくり本を読むことや音楽を聴くことが以前より苦手になってきている気がするけど、これは世の中がそうなってきたからなのか、はたまた年齢的なものなのか.....
さて皆さん、この文章は約650文字ですが、最後まで読めたでしょうか?

*1:そーなんです。もう5月号なんです。僕はまだ3月号がやっと読み終わろうかというところなのに....