イモラ 決勝
今日はきちんと(?)19時過ぎに夕飯を食べ、日本時間21時からの決勝を見る。
3週間という長いインターバルの後、サンマリノを皮切りにヨーロッパラウンドが始まる。
昨日の予選では、アイルトン・セナの記録を破る通算66回目というポーポジションを取るなど、なかなかドラマティックなものとなった。1周4.933kmのイモラを62周して争われるこのレース、ポール・ポジションのミハエルはもとより、2位、3位につけたホンダ勢、不気味に5位にいるアロンソなどの動きに注意してレースを見ていきたい。
lap F:フォーメーション・ラップ開始時、2位バトンが出遅れるも、心配なトラブルではないようだ。
lap 1:スタート!大きなアクシデントもなく綺麗なスタートだったが、衝撃の映像が映し出される。なんとアルバースの車がボロボロになって裏返っている。セーフティーカー導入。映像を見る限り、井出が追突したようだ。アルバースは無事だったようだけど...問題となっている井出の資質問題に暗い影を落としそうだ。
lap 3:リスタート!大きなアクシデントはなし。
lap 4:トップはミハエル、2位バトン、3位マッサ、4位アロンソ、5位バリチェロ、6位ラルフ。
lap 6:リウッジィがスピン!その後トゥルーリがピットイン、トラブルか。
lap10:強いミハエルが戻ってきたか...今日は車が速いのがよくわかるイイ動き。
lap15:バリチェロがピットイン、やはり軽かったか。しかも燃料が上手く給油できずに、15秒ほど失う。
lap16:バトンもピットイン。
lap17:ラルフがピットイン、短い!3ストップか。
lap19:アロンソを上手に押さえていたマッサがピットイン。
lap20:トップのミハエルがピットイン。3位で復帰。
lap21:目の前の壁がなくなったアロンソは続々自己ベスト更新。
lap22:5位走行のライコネンがピットイン。
lap25:アロンソがやっとピットイン。
lap29:トップはミハエル、2位アロンソ、3位バトン、4位マッサ、5位モントーヤ。
lap30:バトンがピットイン、しかし、ピット作業が終了しないうちにスタートしてしまい、燃料ホースをぶち切ってしまう。何やってんの!
lap32:ラルフがピットイン。こちらは順調に作業を終える。
lap33:アロンソがミハエルに迫る!差は1秒程度だ。
lap38:フェラーリ2台のペースがどうにも上がらない。タイヤか?
lap41:どうにも遅いミハエルにしびれを切らし、2位アロンソがピットイン。
lap42:それを見たミハエルもピットイン。そしてアロンソの前に送り出すことに成功!
lap50:それぞれが最後のピットインを終え、トップはミハエル、2位アロンソ、3位モントーヤ、4位マッサ、5位ライコネンの順。
lap51:相変わらず熱いアロンソとミハエルの攻防。
lap54:いつの間にか琢磨がストップ。映像に映りもしない...
lap58:ミハエルとアロンソは相変わらずの接近戦を続けているが、アロンソが若干ミスし、差がチョットだけ開く。
lap62:結局ミハエルが優勝、2位アロンソ、3位モントーヤ、4位マッサ、5位ライコネンという結果となる。
ミハエルが昨年のアメリカグランプリ以来の優勝を飾る。アロンソとの長い長いバトルを経て得たこの勝利は今後のフェラーリの勢いを変え、ルノーの独走を阻止することになるのかもしれない。
サンマリノ・グランプリ決勝結果
Pos / Driver / Team / Time / Gap
- M.Schumacher / Ferrari / 1:31:06.486 / -
- F.Alonso / Renault / 1:31:08.582 / +2.096
- J.Montoya / McLaren / 1:31:22.354 / +15.868
- F.Massa / Ferrari / 1:31:23.582 / +17.096
- K.Raikkonen / McLaren / 1:31:24.010 / +17.524
- M.Webber / Williams
- J.Button / Honda
- G.Fisichella / Renault
- R.Schumacher / Toyota
- R.Barrichello / Honda
- N.Rosberg / Williams
- J.Villeneuve / BMW
- N.Heidfeld / BMW
- V.Liuzzi / Toro Rosso
- S.Speed / Toro Rosso
- T.Monteiro / MF1
___________Not Classified___________
D.Coulthard / Red Bull
T.Sato / Aguri
C.Klien / Red Bull
Y.Ide / Aguri
J.Trulli / Toyota
C.Albers / MF1
いよいよヨーロッパ・ラウンドが始まり、各チームの力関係も混沌としてきたので、次回2週間後のニュルブルクリンクも楽しみにしたい。