魅力的ではあるけれど...

なーんか二日ぶりでも相変わらずまったりとしている仕事を早々に切り上げ、家でまったりと過ごす。
さて、本日キャノンからEOS Kiss digitalの新機種が発表された。その名も「EOS Kiss digital X」(笑)なんか、もっと良いネーミングなかったんでしょうか...

http://cweb.canon.jp/camera/eosd/kissdx/index.html
ネーミングはともかく、今回の中身は結構スゴイ。まず、エントリーモデルなのに中堅機を上回る1010万画素APS-CサイズのCMOSセンサーを搭載したこと。ライバルのニコンがまず中堅機「D80」で1000万画素越えをしてきたのとは対照的だ。まぁ、もしかしたらキャノンの中堅機「EOS 30D」のモデルチェンジも近いのかもしれないけどね。
それと、ソニーが「α100」でやったような撮像素子のクリーニング機構を搭載してきた。「α100」はCCDシフト方式の手ぶれ防止機能を利用したものだったけど、「キスデジX」はローパスフィルターを圧電素子で振動させ超音波によってゴミを除去するという専用の機能を組み込んできた。この辺は実に興味深いところ。
その他として、ピクチャースタイルの搭載したり、AFの測距点を9点にするなど上位機種である「EOS 30D」と同等の機能を実現しており、実に魅力あるカメラとなっている。
で、初代EOS Kiss digitalを使用している身としては、買い換えたい気持ちは満々だし、ホント魅力的な新製品だとは思うんだけど、今ひとつ購買意欲は湧いてこない。何故か?
まず、現実的な問題として金がない(笑)この間、ブラビアを買ったばかりだし、そのちょっと前にはコンパクトデジカメSONY DSC-T30を買ったし、つい一昨日にはHI-MD録再機SONY MZ-RH1が届いたばかりだ。いくら何でも散財し過ぎである。
まぁ、財政面が一番の問題ではあるけど、それ以外にも気持ちの問題として、ソニーの新型機を待ちたいというのがある。ソニーデジタル一眼レフの世界に参入し「α100」というモデルは発表されたけど、多分にコニカミノルタの雰囲気が漂うものだった。ただ随所に老舗のカメラメーカーにはないテイストを感じたのも確かだし、今後、ソニーとしてのオリジナルモデルが発表されるのであれば、それを見てみたい気がするのだ。
だから、今回の「X」は見送り。キャノンが中堅機「EOS 30D」の後継機に革新的なモデルを投入すれば、もしかしたらぐらついてしまうかもしれないけど、まずはソニーの次期モデルを待ってみようと思う。