モンツァ 決勝

昨日、お台場から帰ってきたらちょうど決勝がスタートだったモンツァ。結局内容を書くのはサボってしまったので、覚えてる範囲で簡単に。

一周5.793kmの超高速サーキットを53周して競われるこのレース、タイトル争いが熾烈なものとなっているし、レース後にはミハエルの去就も発表され、見逃せない一戦となった。


スタート直後、好スタートのクビサが一気に3番手に食い込み、ライコネンとミハエルを脅かす。最初のシケインで何台かはみ出すも大きな混乱もなくレースが始まった。
レース序盤、トップのライコネンは順調にファステスト・ラップを重ねていたが、2位のミハエルもまったく離されることなくついて行くという構図。
9周目、11番手走行のロズベルグがスローダウン、そのままリタイヤ。なんか最近運がないね。
16周目、ライコネンが1回目のピットイン。次の周にピットインしたミハエルは、ライコネンを抑えることに成功。上位陣が1回目のピットストップを終えた22周目にはトップに立つ。
その後、ミハエルは安定した走りを見せ、39周目に2回目のピットインを行うもトップでレースに復帰することに成功する。
41周目、怒濤の追い上げで4位まで順位を上げていたアロンソと3位走行のクビサが同時にピットイン。ピットレーンでアロンソクビサをかわすことに成功する。やはりアロンソ強しと思ったその矢先の44周目、膨大な白煙を上げてアロンソの車がエンジンブロー!そのままリタイヤとなる。
その後、ミハエルは盤石の走りを見せ、そのまま優勝、2位にはライコネン、3位にはF1デビュー3戦目のクビサが入った。
この結果、ドライバーズ・ポイントではアロンソが僅かに2ポイントのリードとなり、コンストラクターズ・ポイントではフェラーリルノーを逆転し、3ポイントのリードとなった。

イタリア・グランプリ 決勝結果
Pos / Driver / Team / Time / Gap

  1. M.Schumacher / Ferrari / 1:14:51.975 / -
  2. K.Raikkonen / McLaren / 1:15:00.021 / +8.046
  3. R.Kubica / BMW / 1:15:18.389 / +26.414
  4. G.Fisichella / Renault / 1:15:24.020 / +32.045
  5. J.Button / Honda / 1:15:24.660 / +32.685
  6. R.Barrichello / Honda
  7. J.Trulli / Toyota
  8. N.Heidfeld / BMW
  9. F.Massa / Ferrari
  10. M.Webber / Williams
  11. C.Klien / Red Bull
  12. D.Coulthard / Red Bull
  13. S.Speed / Toro Rosso
  14. V.Liuzzi / Toro Rosso
  15. R.Schumacher / Toyota
  16. T.Sato / Aguri
  17. C.Albers / MF1

___________Not Classified___________
T.Monteiro / MF1
F.Alonso / Renault
P.De La Rosa / McLaren
S.Yamamoto / Aguri
N.Rosberg / Williams

レース終了後のインタビューでミハエルは今シーズン限りで現役を引退することを発表した。ロータス・ホンダでアイルトン・セナが驚異の新人として走っている頃からF1見てきた身としては、もうそんなに時が流れたんだなぁ...なんて、ちょっとセンチな気分になってしまいました。