マイアミ・バイス

昨晩のショックから立ち直ったワケじゃないけど、かといってどうすることも出来ないので今日は予定どおり午前中から映画を見に行く。

http://www.miami-vice.jp/
80年代に大ヒットしたテレビドラマ「マイアミ・バイス」を「コラテラル」のマイケル・マン監督が映画化したもの。
物語は潜入捜査を任務とするマイアミ警察特捜課の刑事、ソニークロケットコリン・ファレル)とリカルド・タブス(ジェイミー・フォックス)を中心に進む。ある日、売春組織の捜査を行っていたソニーの携帯にかつての情報屋から逼迫した電話が入る。妻を人質に取られたため、麻薬組織にFBIの潜入捜査情報を暴露したというのだ。急遽FBIに連絡を取り対応を急いだソニーとリコだが、時既に遅く、FBIの捜査官は狙撃され死亡、情報屋の妻も殺されてしまう。内通者がいると睨んだFBIの特別捜査官フジマは、相手に面の割れていないソニーとリコに白羽の矢を立て、潜入捜査を依頼するが...
マイケル・マン監督の作品だけあって映像は綺麗。特に南国の雲を映した映像は印象的。内容的には、リアリティを優先したのとソニーの色恋ごとを中心に描いてしまったためスピード感に欠ける。ただ、その捜査手法や銃撃戦の様子は非常にリアリティが高く、一見の価値アリ。まぁ、フェラーリを乗り回し、ヴェルサーチを着る刑事にリアリティがあるのかといわれると辛いけど(笑)
おちゃらけた部分が全くないため、エンターテインメント的なアクション物を期待して見に行くとガッカリしてしまうかもしれないけど、悪くない出来だと思いました。