ジャケット

昨晩は職場の同僚を自宅に招き、忘年会を兼ねた飲み会。若い部下どもの食欲に驚きながら4時間ほど楽しい時間を過ごしました。で、心地よい怠さの中目覚めると昨日とはうってかわってイイ天気。昨晩の後片付けと洗濯を終え、まったりしてきたところで借りてきたDVDを見始める。

ジャケット [DVD]

ジャケット [DVD]

1992年、湾岸戦争で瀕死の重傷を頭部に負いながら奇跡的に一命を取り留めたジャック・スタークス(エイドリアン・ブロディ)は、多少の記憶障害はあるが、常人と同じように暮らしていた。ある日、ジャックは殺人事件に巻き込まれ、容疑者として精神病院に入れられてしまう。そこで彼は拘束衣を着せられ死体保管庫に閉じ込められるという実験的な治療を受ける。暗黒の中、意識を失ったジャックは、2007年の世界でジャッキー(キーラ・ナイトレイ)という名の女性と出会い、自分が1993年の元旦に死ぬことをしらされる...


えー、ジャケットだけを見て借りてきたモンで、見る前はB級のサイコ・サスペンスだと思って見ていたら、全然別物でした。だって、主演からして「戦場のピアニスト」のエイドリアン・ブロディと「パイレーツ・オブ・カリビアン」のキーラ・ナイトレイだし(笑)
そんなモンで、ちょっと不意打ち的に感動してしまいました。なんかねぇ凄く深いです。生を渇望しながら、それを愛する人に託すみたいな感じが、見ていてとても切なくさせられました。タイムトラベルものも多々あるけど、なるほど、こういったアプローチもあるんだなぁと素直に感心。昨年見た「バタフライ・エフェクト」にも何となく通ずるところがあるかな。なにげに借りた割には大収穫な映画でした。
バタフライ・エフェクト - So What?


※追記
書き忘れましたが、かなり個性的な脇役で6代目ジェームズ・ボンドとして今はときめくダニエル・クレイグが出演しています。