ドリームガールズ

仕事もだいぶまったりしてきたので、この間の日曜日に見た映画の紹介など。

http://www.dreamgirls-movie.jp/top.html
ビヨンセ・ノウルズジェイミー・フォックスエディ・マーフィーなどのスターを従え、ビル・コンドン監督がマイケル・ベネット演出のミュージカル「ドリームガールズ」を映画化したもの。ちなみに、既に皆さんも知っていると思うけど、昨日のアカデミー賞でこの映画に出演しているジェニファー・ハドソンが最優秀助演女優賞を受賞した。
実はこの映画、この間紹介した「マリー・アントワネット」を見に行ったときに、たまたま予告編を見て次はこの映画を見に来ようと思ったもので、ジェニファー・ハドソンアカデミー賞にノミネートされているのを知って、受賞したら混雑するのではないかとアカデミー賞発表前に見に行った次第。


時代はモータウンサウンド全盛期の60年代から70年代。3人の中の女性ボーカル・グループ「ドリーメッツ」が、数少ないチャンスをモノにし、スーパースター「ドリームガールズ」になり、その地位を不動のモノにしながらも、その影で壊されていく絆や当人を取り巻く人々の増大する欲望に翻弄される様を描いた物語。


えー、これってダイアナ・ロスが在籍した3人組女性ボーカル・グループ「The Supremes」の生い立ちを参考にフィクションとして作られたモノらしく、随所にこれってあの人かなぁって感じのキャラクターが出てくる。物語自体はかなりステレオタイプなもので、特筆すべきことはないんだけど、この映画の見所は、ほとんど全編における歌、歌、歌。映画というよりもコンサートに来たような気分になってしまう。しかも、その歌は皆、俳優が歌っているというからスゴイ。ビヨンセがスゴイのは言うまでもないけど、アカデミー賞を受賞したジェニファー・ハドソンの力強い歌声、そして意外や意外とんでもなく歌の上手いエディー・マーフィーが印象的でした。

なんかねぇ、映画って見た後そんなに疲れるモンじゃないはずなのに、この映画は疲れました...ホント、誰かのライブ並に疲れるよ。