YAMAHA MW12C

一昨日からの週末は久々に気合いの入った「おもちゃ」が届く。ボーナスに伴うポチッとなシリーズの第1弾である。
で、届いたのは「YAMAHA MW12C」。一言で言えばinx2ch、outx2chのUSBオーディオインターフェイスを内蔵した12chのアナログミキサーなんだけど、たぶん興味のない人には「?」のシロモノ。まぁ、パソコンと楽器やらマイクやらをつなぐ機械と思っていただければいいと思う。


土曜日は朝から嬉々として到着を待っていたんだけど、11時半過ぎにやっと届く。

※パッケージの外面。よさげでしょう?(笑)
僕は今までYAMAHAの「MX12/4」というアナログミキサーを10年近く使っていたんだけど、今回はその代替として購入。別にMX12/4の調子が悪くなったわけではないんだけど、ミキサーとパソコンとの間を取り持っているYAMAHAの「UW10」というUSBオーディオインターフェイスがいまひとつしっくりこないのと、MW12Cに付属してくるDAWソフトウェア「CUBASE AI 4」がすごく魅力的だったので購入に踏み切った次第。

※部屋の畳の上にMX12/4とMW12Cを並べてみました。MX12/4の方が幅広でフェーダーの数が多いですが、モノラル入力の数が多いのとバスが4つあるからで、入力チャンネル数はいずれも12chとなっています。


さて、YAMAHAのホームページから本機の特徴を抜き出してみると、

  1. USB接続で実現するドライバー不要の音楽制作スタジオ
  2. 多才な12入力ミキサー
  3. 録音したいチャンネルを選択できるREC BUS
  4. 革新的な1ノブコンプ(1-knob Comp)
  5. 自由な音作りが可能なEQ、外部機器を接続できるAUX端子
  6. 卓越した操作性と高信頼パーツの採用
  7. 視認性の高い自照式チャンネルONスイッチ
  8. 同梱ソフトウェア CUBASE AI 4

となっています。


とりあえずセッティングしてみて、取説も読まずに使ってみた感想ですが、「イイ」です(笑)
なにが「イイ」って、安定感が抜群。今までみたいに突然変なノイズが混入したりしないし、クッリプしていないのに音が歪むといった現象が無くなりました。さらに、YAMAHAのホームページで提供されているASIOドライバーを使うとレイテンシーも劇的に軽減され気にならなくなるし、なんかホント良いことずくめ。
さらにさらにですが、付属のCubase AI 4がイイ。実は、ここのところ全くといっていいほどDTMという趣味から離れていたのは、YAMAHA鳴り物入りで発表した「SOL」というソフトに幻滅したことが原因。それまではレコンポーザーなどMIDIベースのソフトを使っていて、初めてオーディオを扱うソフトとして「SOL」を選んだんだけど、これが大失敗。1曲も仕上げないままお蔵入りとなってしまいました。そんなもんで、伝統あるソフトの廉価版とはいえ今回も恐る恐る触れたところ、これが素晴らしい。時代が進んだこともあるんだろうけど....いいねぇ。
そんなわけで、土日は過去の音源などを引っ張り出し、あっちに貼り付け、こっちでエディットと時間忘れて大いに楽しんでしまいました。

※セッティング状況(カッコエェ...)
これからも末永く遊んで行けそうな本機ですが、一つ苦言を呈するとすればCubase AI 4の取説。オマケのソフトにそんなにコストはかけられないということでしょうが、PDFファイルではなく、製本したものが欲しかった...おかげで職場で500頁弱の取説を印刷しちゃいました(^^ゞ


また使い込んでいくうちに気がついたことなどあったら書いていきたいと思います。