損な子

今日は母の命日。
職場を早めに後にし、帰りがてら仏花を購入して仏壇に飾り、ビールを供え*1線香をあげる。それだけ。
ホントはもっといろいろすべきなんだろうけど、横着する。


とうとう母と生きた年数と母が逝ってからの年数が並び、これからは母がいない時間の方が増えていく。仏壇を前に何か気の利いたことでも思い出すかと思ったら、何故かときどき母が僕に言っていたことを思い出す。


「お前は損な子だねぇ...」


きっと、決して恵まれたとは言えなかった生活環境や僕自身のひねくれた性格のコトを言っていたんだと思うけど、その真意は今となってはわからない。
もうすぐ37歳になる自分が未だに「損な子」なのかどうかはわからないけど、出来るなら「損」をしないで、もしも「損」をするならそのかわりに何かを得るような、そんな生き方ができればなぁと手を合わせながら思った。

*1:喧嘩しないように3人分ね(笑)