メモってますか?

結構ウジウジするタイプなので、いまだ空き巣のショックから立ち直れず、今日も下を向いて過ごしています。それでもね、せめてブログくらい書かないとホント沈んでしまいそうなので...


さて、気を取り直して職場でのメモ帳の話です。
以前、私はメモってものをまったく取らない人種でした。確かに電話を受ける際などは75?×75?のポストイットにワケのわからない図形とともにメモはしますが、その程度のもので会議の内容をメモするとか備忘のためのメモはまったくと言っていいほど取っていませんでした。
なぜかって?忘れないから(^^ゞ
お勉強に関する記憶力ってのはまったくダメダメなんだけど、スケジュール的なものや、人との会話の内容、ど〜でもいいことってのは忘れることがなかったんだよねぇ。
ところが、ここ2、3年事情が変わってきました。年齢かな、スポっと忘れるんですよいろんなこと。特に仕事の期限なんかは深刻で、提出期限が過ぎてからの相手方からの連絡で慌てふためくことが何度か。こりゃイカンと2年ほど前から、ちゃんとメモをとることにしました。


メモを取ることを決めて、まず取り組んだのはメモ帳選び。何でも形から入る私が目をつけたのは、オレンジ色の表紙で有名なフランスのRHODIAロディア)のもの。ハイセンスな紫の5?方眼やどんなペンでも書きやすい紙質、各ページがマイクロカットのミシン目で切り離せるなど、いいことずくめ。見た目も仕事出来そうだしね(^^)
サイズも多様なので、とりあえずN°14(11.0x17.0cm)、N°13(10.5x14.8cm)、N°12(8.5x12.0cm)、N°11(7.4x10.5cm)の4種類を購入して試してみたところ、N°12が一番しっくりきたもんで、これを使うこととしました。



とりあえずメモ帳が決まったので、1年半ほど使用してみたんだけど、使ってるうちにいわゆるToDo的な内容と、備忘的な内容はメモ帳を使い分けたほうが効率よく仕事が出来るのでは...と感じ始め、どうせ使い分けるなら違うメモ帳がいいなぁと昨年の12月はじめから新たなメモ帳探しを始めました。


最初は表紙の黒いロディアでもいいのかなぁと思ったんだけど、どうせなら違うメーカーのものがいいと思い、選んだのはゴッホピカソも愛用したというイタリアのMoleskineモレスキン)。
ちなみにゴッホピカソも愛用と書いたけど、現在のモレスキン社はオリジナルではなく、オリジナルは19世紀後半フランスはトゥールの製本業者により作られてたんだそうな。で、1986年に生産終了、1998年に復刻されて現在のモレスキン社によって販売されていると。


そして、モレスキンの製品の中で選んだのは、Reporter Squared Pocket(リポーター・スクエアード・ポケット)という製品。
サイズは9x14cmとロディアのN°12よりひとまわり大きめで、ロディアと同じく縦開き、表紙背表紙は撥水加工の硬いもので、手帳を閉じるためのゴムバンドがついている。実はこのバンドがすごくいい感じ。紙質はロディアの純白に紫方眼に対し、アイボリーに黒い方眼。紙質はロディアほどツルツルしていないけど、上質でいい感じ。


モレスキン リポータースクエアード (方眼)

モレスキン リポータースクエアード (方眼)


結局、ToDoはモレスキン、備忘はロディアと使い分けて2ヶ月ほどになるけど、メモ帳に関しては言うことなしの状態。たかがメモ帳だけど、こだわってみると実に面白いものでした。
さて、次はどんなメモ帳がいいかなぁ(^^ゞ