シークレット・ウィンドウ

F1の決勝までちょっと時間があるので、借りてきたDVDを見ることにする。

スティーブン・キングの原作を「パイレーツ・オブ・カリビアン」のジョニー・デップが主演したサスペンス映画。
妻と別居し、小説も書けなくなり、怠惰な生活を送っていた小説家の元へ、自分の小説を盗作したと訴える不気味な男が訪問する。最初は相手にしなかった小説家であったが、相手の持ってきた原稿を見ると過去に自分が執筆した作品に酷似しているうえ、自分の身の回りで異常なことが起こり始める...
非常にわかりやすいストーリー構成で、スティーブン・キングらしい物語といえる。主演のジョニー・デップの演技も素晴らしく、髪の毛ぼさぼさで無気力な小説家をよく演じている。追いつめられて理性が崩れていく様子もイイ。また、相手方を演ずるジョン・タトゥーロの演技も秀逸で、思わずゾクッとさせられる気味の悪さがある。ミステリーに興味ある人なら、中盤以降の展開で結末は読めてくると思うけど、それでも中々面白く満足できる内容でした。
ところで、この映画を見ているとき、僕は最後の最後で睡魔に負けてしまい、友人からの電話で起こされて、その後に最後の10分間を見直すというドジなことをやってしまいました。