世界の終わりの魔法使い / 西島大介

この間の日曜日、妹と食事をした後に書店で見つけた本。

世界の終わりの魔法使い (九龍COMICS)

世界の終わりの魔法使い (九龍COMICS)

僕が大好きな「絵」を描く西島大介の本。
地球ではないどこかの星。1000年前に起こった「魔法大戦」でいくつもの惑星をぶっつぶし、多くの人間を殺した「魔王」を封印した刑務所がその星にはあった。そして、その刑務所の周囲にある小さな村では、漏れ出る「魔王」の力の影響で皆が魔法を使えるようになっていた。これは、その村に住む魔法が使えない男の子の話。
この人の絵は決して精緻ではなく(失礼!)、どちらかというと大雑把なんだけど、なーんかとってもイイんだよねぇ。内容はキチンとSF&ファンタジーしていて、かつ、限りなく切ない物語。読後の爽快感はないけど、なんとなく勇気づけられるような内容でした。