イモラ 予選
結局、モヤモヤした気持ちのままウダウダと過ごしていたら、イモラの予選の時間となる。
さて、3週間のインターバルを挟み、ヨーロッパラウンドの第1戦として開催されるサンマリノ・グランプリ、相変わらずの早さをルノーが見せるのか、マクラーレンやフェラーリの追い上げがあるのか、楽しんでみていきたい。
第1ピリオド(15分)
まずはトロロッソ、アグリ等の下位定番チームから飛び出していくが、珍しくトヨタのラルフがこの中にいる。そして、ラルフが1:26.332のタイムを出しとりあえずトップに。その直後、ロズベルグが1:25.536とタイムを塗り替える。
残り8分、ライコネンが1:24.259のタイムでトップに立つ。残り5分、アロンソが1:23.536とそのタイムを塗り替える。
結果、このセッションではクリエン、スピード、モンテイロ、アルバース、佐藤、井出が脱落する。
第2ピリオド(15分)
第2ピリオドは、まずBMW勢が飛び出していき、ヴィルヌーブが1:24.423を記録する。残り10分、トゥルーリが1:23.727でトップに立つ。
残り7分、ライコネンが1:23.190でトップに立ち、その直後ミハエルが1:22.579と軽々と塗り替える。終了直前、ハイドフェルドがスピン!コースアウト。
結果、このセッションではフィジケラ、ヴィルヌーブ、ロズベルグ、クルサード、ハイドフェルド、リウッジィが脱落する。なんとルノーのフィジケラが脱落してしまった。
第3ピリオド(20分)
今回はフェラーリの2台を先頭にセッションが始まる。さて、退屈な燃料消費のための走行が10分以上続く。
残り9分、まずバトンがピットイン。最初のタイムアタックか?続いてフェラーリの2台がピットイン。そしてバトンが1:24.159でトップに。続いていたミハエルが1:23.471とそのタイムを塗り替える。
終了間際、ミハエルが1:22.795を叩きだし、ポール確定。2位、3位はバトン、バリチェロのホンダ勢、4位マッサ、5位アロンソとなった。ミハエルは通算66回目のポールポジションとなり、アイルトン・セナと並んでいたポール記録を塗り替えることとなった。
まとめ
サンマリノ・グランプリ予選結果
Pos / Driver / Team / Third Time
- M.Schumacher / Ferrari / 1:22.795
- J.Button / Honda / 1:22.988
- R.Barrichello / Honda / 1:23.242
- F.Massa / Ferrari / 1:23.702
- F.Alonso / Renault / 1:23.709
- R.Schumacher / Toyota
- J.Montoya / McLaren
- K.Raikkonen / McLaren
- J.Trulli / Toyota
- M.Webber / Williams
- G.Fisichella / Renault
- J.Villeneuve / BMW
- N.Rosberg / Williams
- D.Coulthard / Red Bull
- N.Heidfeld / BMW
- V.Liuzzi / Toro Rosso
- C.Klien / Red Bull
- S.Speed / Toro Rosso
- T.Monteiro / MF1
- C.Albers / MF1
- T.Sato / Aguri
- Y.Ide / Aguri
何ともルノーの動きが鈍いのが気にかかる予選。そしてミハエルは新たな伝説を作った。
明日の決勝は、アロンソの前にいる2台のホンダがレースにどのような影響を与えるのか、だいぶ復活してきた感のあるトヨタ勢がどれだけ頑張るのかを楽しみにしながら見ていきたい。