マニクール 予選
さて日本時間の21時からは、久々にリアルタイムでの予選観戦となる。
今シーズンの第11戦目となるフランス・グランプリ、先日、突然モントーヤのチーム離脱が発表されるなど、来期に向けたドライバー等の動きも激しくなってきているけど、ここにきて予選方式に大きな変更が加えられた。
まず一番大きな変更は、従来第3ピリオドは20分の走行時間で争われ、バーンアウトと呼ばれる燃料消費のための走行が問題となっていたけど、これが15分に短縮された。そして、従来第1、第2ピリオドは制限時間内にタイムを出さない限りは記録として残らなかったんだけど、制限時間(チェッカー)までにコントロールラインを越えていれば、そのタイムは有効とされることになった。また、それぞれピリオドと呼ばれていた各セッションはQ1、Q2、Q3と呼称されることになったようだ。
さぁ、各チームの予想よりも暑いマニクール。各チームがどのような動きを見せるのか楽しんでみていきたい。
Q1
残り9分、フリー走行好調のトヨタ、トゥルーリが1分17秒台でトップに。その直後クルサードがトップに立つ。
残り5分、マッサが1:16.277でトップに。
残り3分、ミハエルが1:15.865でトップに。
残り30秒、トゥルーリが1:15.550でトップに。
結果、リウッジィ、ヴィルヌーブ、バトン、モンテイロ、モンタニー、佐藤が脱落。
最近元気がないね、ホンダのバトン。
Q2
残り9分、ラルフが1:15.625でトップに。ホント調子イイみたいだねぇトヨタ。
残り3分半、ミハエルが1:15.111で弟のタイムを上回る。
結果ウェーバー、ハイドフェルド、クリエン、バリチェロ、スピード、アルバースが脱落。
ホンダは2台とも最後のセッションに進めず。
Q3
さて、5分短くなった最終セッションだけど、相変わらずバーンアウトから始まるんだね...
なーんかピットレーンからミハエルとアロンソが険悪なムード。コースインしてからもバーンアウトなのにかなりやり合っている。
残り5分、最初にピットインしたデラロサが1:16.632でトップ。
残り4分、ミハエルがアロンソを押さえ1:15.770でトップ。
結果、ポール、ミハエル、2位マッサ、3位アロンソ、4位トゥルーリ、5位ラルフの順となった。
まとめ
フランス・グランプリ 予選結果
Pos / Driver / Team / Third Time
- M.Schumacher / Ferrari / 1:15.493
- F.Massa / Ferrari / 1:15.510
- F.Alonso / Renault / 1:15.785
- J.Trulli / Toyota / 1:16.036
- R.Schumacher / Toyota / 1:16.091
- K.Raikkonen / McLaren
- G.Fisichella / Renault
- P.De La Rosa / McLaren
- N.Rosberg / Williams
- D.Coulthard / Red Bull
- M.Webber / Williams
- N.Heidfeld / BMW
- C.Klien / Red Bull
- R.Barrichello / Honda
- S.Speed / Toro Rosso
- C.Albers / MF1
- V.Liuzzi / Toro Rosso
- J.Villeneuve / BMW
- J.Button / Honda
- T.Monteiro / MF1
- F.Montagny / Aguri
- T.Sato / Aguri
前戦、インディアナポリスで圧倒的な速さを見せたフェラーリがフロントロウを独占する形となった。かろうじてアロンソは3番手につけているけどフィジケラは7番手に沈んでるし、ここにきてチャンピオンシップが面白くなりそうだ。
また、トヨタがここにきて調子が上がっている。個人的には大いに応援したいところ。明日の決勝が楽しみになってきた。