つかえねぇ...

子育てに介護、年金に就職、自殺に殺人、エトセトラ、エトセトラ....新聞やニュースを賑わす数々の問題、情報はそれこそ過多にあるから理屈上の話は誰にでも出来る。でも、当事者から見れば決して納得できるような話ではないんだろう。
だから、現在就職している人にニートの話をさせても、収入が十分にある人が景気の動向を語っても、介護の問題に直面していない人に介護を語っても、若い人が年金問題を語っても、なにも響かないしなにも解決しない。


以前、友人からとある問題の相談を受けたとき、その問題について自分なりに考えて伝えた答えに「つかえねぇ...」という返事をもらい、何も言えなくなったことがある。きっとその友人にしてみれば、その問題に対し僕はあまりにも無責任で無力だったんだろう。
でもね、いくら「つかえねぇ」と言われても、そして解決できないとしても、その問題について考え続けるってことが肝要なんだろうなぁと最近やっと思えるようになってきた。